イベント
カメラは過ぎ去ってゆく現在を、過去の現象として残すことができる装置です。その意味で写真は、存在しえない過去をイメージとして存在化させるものであり、写真を撮り続ける写真家は過去の断片を収集しているともいえます。
本展は写真家が写真を撮ることで残そうとしたモノ・コトを通して、「撮る人」の想いを浮き彫りにすることを試みる展覧会です。そこには写真を「撮る人」が共通して持つ、過去に対するノスタルジックな感情が宿っているのかもしれません。
小型カメラでのスナップショットを得意とし、人間の息づかいやさりげない日常の場面を、自然でストレートなまなざしによって撮影した木村伊兵衛、幼い頃ソウルに移り住んだ経験が原動力となり、見る者に「故郷」を思い起こさせるような風景を記録し続けてきた朱明徳などのほか、ライフワークとして日の出やキジなどの写真を撮り続ける高浜市内在住の写真家・神谷浩造の作品を紹介します。
●ギャラリートーク
担当学芸員が展覧会をご案内します。
日時:3月19日(日) 午後2時〜
開催期間
- 2017年 2月 18日から 2017年 4月 9日 まで
- 休館日:月曜日、火曜日、3月22日(水) 《ただし3月20日(月・祝)は開館》
観覧時間:午前10時〜午後5時(観覧券の販売は午後4時30分まで)
観覧料:高校生以上200円(160円)、中学生以下無料
※( )は高浜市内居住者または20名以上の団体料金
※ほか各種割引あり
開催会場
- 高浜市やきものの里かわら美術館・図書館 【美術館情報】
その他
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ホームページURL:
http://www.takahama-kawara-museum.com/
問合せ先
- 高浜市やきものの里かわら美術館
- 〒 444-1325 愛知県高浜市青木町9丁目6番地18
- TEL:0566-52-3366 FAX:0566-52-8100