No.10029111
性別:男
職業:ハンセン病回復者・社会復帰者、全国退所者連絡会東海ブロック「さくらの会」代表
活動内容
ハンセン病患者を強制隔離し、患者及び家族への偏見・差別のもととなった「らい予防法」は、1996年に廃止された。ハンセン病療養所の入所者は、病気が治っているにもかかわらず療養所での生活を余儀なくさせられている。これらの仲間(自身は2005年に社会復帰)をふる里に帰すため、仲間や支援者と一緒に関係機関等への要望活動などを行っているが、一般社会の理解を得るための啓発活動として、中学・高校の人権教育、人権啓発の行事などに講師として招かれ講演活動をしている。
経歴・著書等
- 1932年 京都生まれ、後に愛知県へ転居
1948年 ハンセン病を発病
1950年 国立駿河療養所(静岡県)に強制収容、後に国立多磨全生園(東京都)へ変更
2005年 勝利判決を踏まえて社会復帰(静岡県沼津市) 現在に至る
<著書>
「家族の肖像」ハンセン病叢書
著者=平野暉人(平野昭)、出版社=皓星社、価格=2000円+消費税
概略=ハンセン病患者、家族として、差別・偏見に苦しみ社会を逃げ歩いた「家族」を上梓
その他
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差別・偏見のない社会を求めて:
ハンセン病問題を振り返り、現在も全面的な解決にいたっていない状況を伝え、この問題への理解を深めてもらう中で、偏見・差別のない社会づくりの必要性をうったえる。なお、講演は、わかり易くするため、写真入りのパワーポイントを利用している。
問合せ先
- 全国退所者連絡会東海ブロック「さくらの会」代表
- 〒 410-0875 静岡県沼津市今沢13-1 県営片浜団地2棟103号室
- TEL:055-967-7415 FAX:055-967-7415