講演・講義
パート・ド・ヴェールとはフランス語で「ガラスのペースト」「練りガラス」という意味です。この技法は細かく砕いたガラスの粉を鋳型に詰め焼成するため、自由な造形表現が可能であり、色彩においても濃淡や混色など、複雑な調節が出来ることが大きな特徴となっています。アール・ヌーボー期に流行を迎えますが、第二次世界大戦を境に途絶え、戦後しばらくはガラス工芸の中でも最も難しい幻の技法とされてきました。
ガラス作家・内田邦太郎はその幻の技法に挑戦し、40年余りの研究のすえ、見事によみがえらせました。本展では内田の手によって蘇ったパート・ド・ヴェール複雑な造形と重厚かつ鮮明な色彩を放つ美しいガラス表現をご紹介します。
開催期間
- 2017年 10月 21日から 2017年 12月 17日 まで(毎週 日曜、火曜、水曜、木曜、金曜、土曜)
受講費用
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大人1,000円 高・大学生500円 小・中学生300円(古川美術館との共通券)
申込み
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申込先:
古川美術館
〒 464-0066 愛知県名古屋市千種区池下町2−50
TEL:052-763-1991 FAX:052-763-1992
その他
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ホームページURL:
http://www.furukawa-museum.or.jp/
問合せ先
- 古川美術館
- 〒 464-0066 愛知県名古屋市千種区池下町2−50
- TEL:052-763-1991 FAX:052-763-1992