講演・講義・実技・実習
日本の学校で先生方は、切磋琢磨する学級集団をつくろうと努めてきました。そして、好ましい学級雰囲気は、高い学力にも結びついています。こうした学校の強みの反面、不登校やいじめなどの問題もなかなか解消できません。外国の学校での実践から学ぶことは、ないでしょうか。
米国の学校では、生徒指導の枠組みとして、カウンセリングやTET(教師学)、ゼロトレランスなどが用いられてきました。でも、その限界や問題点が指摘される中、最近になってPBISという問題行動の予防を重視した試みが行われています。ポジティブな行動 支援、あるいはPBSとも呼ばれます。それは急速に大きな流れを形成し、PBIS実践校は2万校におよんでいます。
PBISにおいては、生徒が取るべき望ましい行動を、3つの段階でポジティブに指導します。実際PBISを導入することで、行動面、学力面ともに、好ましい成果が報告されています。
日本の先生方は非常にお忙しいので、この講座は参加しやすいように半日で設定しました。ポジティブ生徒指導の概略をご紹介し、またPBIS第一段階での取り組みを中心に体験して頂きます。学校の先生方を主な受講者として想定していますが、教育に関心のある方であればどなたでも歓迎いたします。
担当:宇田 光
定員:30名
開催期間
- 2024年 8月 3日(土)
- 時間は 9:00〜12:00
開催会場
- 南山大学
- D棟
受講費用
-
3,800円〈税込〉
申込み
-
申込方法:
HP内の受付フォームよりお申込みください。
-
申込期間:
2024年 4月 18日 から 2024年 7月 27日 まで
随時受け付けています。定員を上回った場合はキャンセル待ちになります。
その他
-
ホームページURL:
https://rci.nanzan-u.ac.jp/ninkan/
問合せ先
- 南山大学人間関係研究センター
- 〒 466-8673 愛知県名古屋市昭和区山里町18番地
- TEL:052-832-5002 FAX:052-832-3202
- E-Mail:ninkan-c@nanzan-u.ac.jp