愛知県ビデオコンテンツ 花の撓
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 ◆ 挙母神社にみる花の撓
社の建設  挙母神社の花の撓は大正2年、1913年頃に創設。昔は花の撓保存会が伝承していましたが、現在は中町商店街祭礼実行委員会が運営しています。開催の数日前に、役員が「社」という展示場を建設します。開催前日に熱田神宮に出向き、頂いた絵図と展示されている模型を見比べて丁寧に色を塗っていきます。

 持ち帰った絵図に示された神棚、家屋、人形、家畜などを丁寧に配置します。この展示物の大きさ、数量、方向などが作付けの判断に大きな役割を持っているのです。 絵図に基づいて配置

杉本さん  長年花の撓の世話をしてきた杉本さん。稲や蔵の中のお米の具合で「今年はどうした方がいいか」「こういう風になって欲しい」などと考えたそうですが、今では絵図を参考にする人は少ないそうです。

 開催日は不順な天候の中、大勢の見物人がみえました。ぐずついた天候が回復すると苗木屋の呼び込みで賑わいを見せましたが、かつては境内を埋め尽くすほどたくさん出ていた苗木業者も半数ほどとなり、花の撓の人気は薄らいでいるようです。では、他の会場はどうなのでしょうか。 賑やかな苗木業者の呼び込み

映像があります 映像を見る・・・<約3分33秒> start をクリック! 


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