愛知県ビデオコンテンツ 石にかける思い−日本初、女性石工の挑戦−
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 ◆ 時代の中で石製品に求められる転換
照明モニュメント  安い外国製品が出回り大きな庭を持つ家が減少する中で、とうろうは徐々にその姿を消しつつあります。そこで房男さんが試みた1つの転換が、近代的なデザインの中に石の温かさを表現した”照明モニュメント”です。

 これから必要になるのは、限られた空間で製品を最大限に生かすトータルコーディネート。梓さんはこれまで石の世界とは無縁だったパソコンを使い、”照明モニュメント”がお客さんの玄関とマッチするかどうかを画面上で表現しています。 ホームページ上でアピール

女性の感性が盛り込まれた作品  梓さんの感性は製品にも生かされています。全く新しいものを作り出すのではなく、父親に教わってきた「石の目」を読みながら丁寧に仕上げていきます。伝統的な技に女性らしい感性を盛り込んだ作品の完成です。

 女性が跡を継ぐなんて考えもしなかったという母・光子さん。厳しい男性社会の中で重い石を扱う仕事を心配しつつも、作ることが大好きという姿には関心するそうです。 母・光子さん

父からのアドバイス  「いつか本物が欲しいと言われたときに、作れる職人でありたい。」伝統を受け継ぐための果てしない道のりに生きがいを感じている梓さん。人を癒し、和ませる作品を目指す女性ならではの感性が、石工の世界に新たな光を差し込んでいます。

映像があります 映像を見る・・・<約6分10秒> start をクリック! 

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